毛髪業界のお話

毛髪業界のいろいろなお話をご紹介致します。

 

 

お客様からの相談で時々あるのが以下のような事です。

なじみの理美容店でかつらをカットしてもらったが短かくされ過ぎて困った。

他の店で買ったウィッグのスタイルが気に合わない・・・・・。

 

 

理美容技術とカツラ(ウィッグ)の技術は、

一般の方から見ると似ているものと思われているのでしょうか?

当事者からすると、大幅に違うという認識です。

 

 

 

かつら(ウィッグ)のプロとは?⇒技術と経験が重要!

理容・美容とかつら(ウィッグ)の仕事は似ているようでかなり違い、

かつらは理美容の技術を基本に、かつらの分野でより専門的な知識とたくさんの経験が必要です。

 

どこのメーカーでも理美容師さんが大勢技術者として働いていると思います。

当然国家資格を持っていて、普通にカット等が出来る人でも、カツラ業界に入ってくるとかなり戸惑うのです。

「今迄の仕事と全く違う・・・・・」と感じる人も少なくありません。

髪が普通にある人のカットと薄くなっていて、製品を使っている場合のカットも違いますが、

これは、少し慣れればすぐできます。

しかし、カツラ(ウィッグ)そのもののカットや型取り・デザインに於いては、相当の訓練と経験が必要です。

 

 

お客様の頭や薄毛の状態、希望するスタイルなど実に様々な要因があって、

どんな製品が良いのが難しい判断が必要になってきます。

そしてそれを実現する型取り、カットやセット技術と長い経験が重要です。

何より、お客様に似合うデザインやお客様の希望をくみとるコミュニケーションが大切で、

何年やっていてもこれで良いという事はありません。

もちろん製品もどんどん進化しているのです。

 

 

 

例えば、

抗がん剤治療の為に髪が抜けている途中の患者さん。

遺伝的な脱毛症の男性。ヤケドやケガの為の製品。

薄毛をカバーしたい女性など・・・・・。増毛や貼るタイプの製品を使っている場合。

全く同じ状況は無いに等しいのです。

 

その為、技術や経験の少ない店や技術者に頼むのはリスクが高いと思われます。

非常に精巧で値段も高い製品であっても、技術のミスで使い物にならなくなってしまう例もあります。

 

 

 

もし、かつらやウィッグを検討するときは、モノの善し悪しと高い技術と豊富な経験のあるところに頼むのがベストです。

そして、できれば可能な限り入念な打ち合わせをする事が大切です。

どんな使い方をしたいのか?どんなスタイルにしたいのか?etc・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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